食料を無駄なく、食を必要とする方々へ届けるフードバンク活動は、志ある地域の皆様を巻き込んで、今全国に広がっています。その広がりの反面、フードバンク活動から見える日本の子どもの貧困は深刻化しています。

「フードバンクこども支援プロジェクト」は、夏休み中、お腹を空かせた生徒が学校に来て「先生、何か食べる物ない？」と言ってきたことをきっかけに、そのような子どもを何とか救いたいと思った先生からの一本の電話で始まりました。子どもたちが通う学校現場とフードバンク等のＮＰＯが連携していくための課題や、どのような支援が必要なのかを論議していくことで、全国の支援を必要とする子ども達への支援が推進されることを目指しています。

 シンポジスト：　社会活動家・法政大学教授　湯浅誠氏、

      　山梨県中央市教育長　田中正清氏、

　　　文部科学省生涯学習政策局参事官（連携推進・地域政策担当）　伊藤史恵氏

　　　認定NPO法人フードバンク山梨理事長　米山けい子

コーディネーター：大分大学　福祉健康科学部　講師　川村岳人氏